ブリスターパックってなに？

ブリスターパックとは、錠剤の梱包などに見られるような 台紙などの堅い板状の素材と商品の形に合わせて成型された 透明なプラスチックで商品を覆うパッケージの方法をいいます。 薬以外にもフィギュアなどのおもちゃや生活雑貨など 様々な商品に採用されている梱包方法です。

ブリスターという名前は英語の「blister＝水ぶくれ」に 由来しており、この梱包方法がプラスチックの水ぶくれに 見えることから、付けられたそうです。 ブリスターパックは、この水ぶくれ状になったプラスチックの 部分のおかげで、梱包を開ける事なく商品をじっくりと 見る事ができます。しかもプラスチックで覆われているため 商品に傷がついたり汚れたりする事がありません。 こうした特徴から、ブリスターパックは「見せるパッケージ」 として重宝されています。 また上部に穴をあけフックに掛ければ、狭い店内に大量の 商品を陳列する事ができ、売り場の「省スペース」になります。

ブリスターパックは、プラスチックシートを 商品の形に合わせ真空成型して作られます。 真空成型とは、シート状の樹脂素材を加熱する事で柔らかくし、 それを凸型または凹型に押し付け、シートと型の間の空気を 抜き真空の状態を作り、型に密着させて形状を作り出す成型法です。 真空成型は、比較的安価で行え、小ロット生産も可能であるなど たくさんのメリットを持っています。

ヨシダパッケージでは、このようなブリスターパックの ご注文も承っております。お気軽にお問い合わせください。