YSD YOSHIDA PACKAGE CO.,LTD.

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注目される海外での工業用部品トレーの生産

日本企業はアジア等海外に進出しています。
海外進出の中心は、製造業です。
それに伴い製造業をサポートする日本企業も海外進出しています。
ここではその事例として工業用部品トレー企業の中国進出に注目します。

日本企業の中国進出

中国は、二桁前後の経済成長が十数年続いています。
中国は「世界の工場」とともに「世界の市場」と呼ばれています。
中国は、グローバル経済の中心になっています。

日本企業も中国に進出しています。
2004年末契約ベースによれば、中国に進出している外資企業は51万社です。
そのうち登記済の企業は24.2万社です。
日系企業は、約2 万社で8.2%を占めます。
業種は製造業が71.3%と最も多くなっています。

工業用部品トレー企業の中国進出

製造業の場合、当然、製品の移送や保管があります。
製品の移送や保管には、工業用部品トレーが必要になります。
そこから日本の工業用部品トレー企業も中国に進出し始めました。

ここでは業用部品トレー企業の一つである、
株式会社ヨシダパッケージに注目します。
2001年7月、ヨシダパッケージはお客様からの要望に応えて、
シンガポール系企業と業務提携を結び、真空成形機をシンセンに移設、
技術供与をして中国シンセン地区のお客様に高精度、
高剛性の精密部品用真空成形トレーの生産、供給を始めました。

ヨシダパッケージは、2002年12月中国蘇州(Suzhou)に、
SUZHOU PACIFIC PACKAGING CO.,LTD.を設立(出資比率87.5%)、
上海地区でもトレーの生産、供給を始めました。