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≪プラスチックトレーの成形≫工業製品の梱包や輸送などに使うプラスチックトレーやペットボトルの成形などプラスチックの成形には様々な方法があるのですが、 効率よく成形できる方法に ブロー成形(中空成形)があります。 ≪ブロー成形(中空成形)について≫1930年代より合成樹脂を使用したブロー成形が行われるようになりましたが、これはガラス瓶の手吹き製法が参考として始まったとされています。 溶けた樹脂(プラスチックの原料)を押出機に入れ、 押出機から出てきたパイプ状の樹脂を金型で挟み、 上部から空気を吹きこんで膨張させ、金型の内壁に密着させます。 これを一気に冷却させることで、金型と同じ形状の容器ができます。 ブロー成形には他にも以下のように種類があります。 【2段ブロー成形法】溶融樹脂で素材を管(パリソン)状に押出して一定の長さに切断し、 これを再加熱し軟化させ空気を吹き込んで成形する。 【射出ブロー成形法】溶かした樹脂を金型に射出し、成形して金型を交換して空気を吹き込み、中空成形品をつくる方法。 ヨシダパッケージではお客様の製品専用のトレーを製造しており 梱包の委託も行っておりますのでお気軽にご相談ください。
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