プラスチックトレーができるまで～射出成形～

≪電子部品はわずかな電圧でダメージを受ける≫

プラスチックの成形には様々な方法がありますが、
その中でも最もポピュラーな方法が射出成形法です。
日常良く目にするプラスチック製品のおよそ90％が
この射出成形により作られています。
現在では自動車の大型部品などサイズの大きいものから、
コップや食品容器などの各種日用品、
テレビやパソコンなどの小さな部品、
さらには工業用品に至るまで様々な分野の製品に
活用されています。

≪射出成形の方法≫

高熱のシリンダーによって溶かされた
プラスチック材料を金型に流し込み、
冷却・固定する方法です。
樹脂が金型に流し込まれる様子が注射を打つ時の動きに似ているという事で
射出成形法(インジェクション)と呼ばれるようになりました。

≪特徴≫

射出成形は複雑な形の製品を大量生産するのに適しており、
工業用トレーの製造にも利用されています。
ほかにも射出成形は以下のようなメリットがあります。
●単品の単価がリーズナブル。
●材料のロスが少ない。
●不良品の再利用が可能。
●サイクルタイムが短い。
●製品制度を上げることができる。

ヨシダパッケージでは射出成形法をはじめ
様々な成形方法を使用し、工業部品用のトレー(トレイ)を製造しております。
中国やベトナムなど海外でも数か所に工場を持ち
設計から製造・梱包まで承っておりますので、お気軽にご相談ください。