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プレス成形(曲げ加工)ってなに?プレス成形(曲げ加工)とは樹脂や金属などの加工法でプレス機に凸型と凹型の型を取り付け、加熱し軟らかくなった樹脂や 金属を挟みこみ凹型と凸型でプレスして曲げて成形します。 プレス成形(曲げ加工)は厚板を生産するのに最適とされています。 プラステック製品の曲げ加工工業用部品トレー(トレイ)やブリスターパックの製造などで使われる加工法です。製品の素材がPC(ポリカーボネート)、アクリル(PMMA)、PET(ペット)など 樹脂の場合も上記同様それぞれの素材を加熱軟化させたあと、 上下の型でシートを挟み込み成形します。 ちなみに曲げ加工の型が木型もしくは樹脂型の場合は型代が安く 大型製品を安く加工できるなどのメリットがあります。 金属製品の曲げ加工の種類工業用部品トレー(トレイ)やブリスターパックの製造などで使われる加工法です。製品の素材がPC(ポリカーボネート)、アクリル(PMMA)、PET(ペット)など 樹脂の場合も上記同様それぞれの素材を加熱軟化させたあと、 上下の型でシートを挟み込み成形します。 ちなみに曲げ加工の型が木型もしくは樹脂型の場合は型代が安く 大型製品を安く加工できるなどのメリットがあります。 金属製品の曲げ加工の種類製品の素材がアルミ、鉄、ステンレスなど金属の場合曲げ加工は以下のような種類があります。 【V曲げ】 V溝を持った下型と尖った上型で形を作ります。 また立ち上がりが大きいものは、加工の際の加速度により曲がる可能性があります。 【L曲げ】 曲がらない箇所を固定し、曲げる箇所に力を加えて曲げる加工法です。 何箇所も同時に曲げたり上下に曲げることもでき、曲げる角度のバラツキが少ない傾向にあります。 【U曲げ】 製品素材を180度折り曲げる方法でプレス加工では難しい部類に入ります。 シャフトにブラケットを取り付ける際にプレス加工だけで取り付ける事ができるため 繊維製品の機械に多く使われています。 【Z曲げ】 上曲げと下曲げを同時に行う曲げ加工で二つの工程を一回の工程でできるため 生産のコストダウンとスピードアップを図ることが出来ます。 【カール曲げ】 製品の端をわずかに曲げてからR形状の金型で巻き付けて曲げていく方法です。 兆番(ちょうつがい)の多くはこの方法で作られています。
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